トグル 文化と教育の先端自治体連合

大会レポート② UIJターンを拒むのは何か?

2019.12.18

参加者らは城崎国際アートセンター(KIAC)に移動、田口幹也館長から豊岡市の文化政策の道のりや経緯、概要のほか、KIACの取り組みや展望、計画などに関する説明を受けた後、館内を視察。舞台芸術を中心とした滞在型の創作活動“アーティスト・イン・レジデンス”としての活動状況やアーティストの募集・選考、市民との交流などについて具体的な話を通して理解を深めました。

続いて、大会のメイン会場である城崎温泉・西村屋ホテル招月庭へと場所を移し、研修会が始まりました。
 
豊岡市とのつながりから実際に自らも豊岡市に移住した劇作家・演出家の平田オリザ氏(文化と教育の先端自治体連合総合アドバイザー)から「UIJターンを拒むものは何か?」をテーマにしたレクチャーが開講されました。
 
そこでは、雇用を中心とした“(移住者が)来る理由”よりもむしろ、教育や医療、文化的な楽しみへの漠然とした不安などに起因する“来ない理由”に着目すべきだということが語られました。その上で、 “オープンでリベラルな町まちづくり”を目指し、文化を核とした新しいネットワーク社会の構築へ向けて豊岡市が取り組んでいる教育政策や文化政策についての具体的な事例も。参加者らはメモを取りながら耳を傾けていました。