トグル 文化と教育の先端自治体連合

大会レポート⑦ お互い理解を深めながら、着実に確実に~連合発足式で協定調印、令和2年度は小豆島町にて開催へ

2019.12.25

大会最終日の11日、会長である中貝宗治豊岡市長が、文化は国内の大都市を経由しないでも世界に通用することが、ここに参加している自治体の取り組みからも見て取れる。世界を意識し世界に誇れる文化・教育をともに推進していくことが、この“小さい自治体”の連合の意義だなどと語り、「文化と教育の先端自治体連合」の正式発足を宣言、参加5自治体の首長による協定書への調印式が行われました。
 
また、平田総合アドバイザーからは教育の分野での共同事業に加えて、教育政策や文化政策は自分のまちだけでやるのではなく、特に若手の職員研修などを通して、参加5自治体相互の連帯や自発的交流を促すべきだとの意見も出されました。
 

各自治体の首長からも、新しい発見や交流を通してお互い理解を深めながら着実に確実に進めたい(中貝豊岡市長)、このような出会いが刺激と進化を高め、若者のタカラモノづくりを通して町の価値を高める(松岡東川町長)、非認知スキルの向上を文化や教育の中心に位置付ける(田中南砺市長)、これまでの常識を超えて次世代へのバトンをつないでいく(奥奈義町長)、それぞれの地域課題に即して取り組むことで、地域の良さを知り自己肯定感を高める(松本小豆島町長)などと、この連合に対する期待や意義が語られました。
 
なお、その後の記者会見では第2回大会が令和2年10月に、小豆島町で開催されることも発表されました。