トグル 文化と教育の先端自治体連合

大会レポート① 第2回大会はオンライン開催

2020.12.28


文化と教育の先端自治体連合(会長:中貝宗治 豊岡市長)は令和2年10月26日(月)、オンラインミーティングという形式で「第2回大会」を開催しました。もともとは構成自治体の職員らが小豆島町に集い、開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響のため“新しい会議”にトライアルしました。
 
コロナ禍で、「疎」が価値を高めた
 
中貝会長は開会にあたって、「コロナ禍にあって安全に生きるための変化を求められるなか、過疎の『疎』であることが急速に価値を高め、逆に『密』であることが急速に価値を失った」、「これからも『疎』であることの価値を忘れずに、その価値を高める努力をしていきたい」「安心して暮らせる場所、稼ぐ場所、そして子供たちが学び育って生きる場所とはなにか、つまり人生をどう豊かにするかという問いに対して我々がこの連合を通して繋がってきた、教育や文化、アートのチカラで突き抜けようとしてきた方向性は、このコロナ禍においてもしっかりと輝くことができると考えている。皆で知恵を出し合いながら頑張っていきたい」などと語り、本大会がスタートしました。

5自治体から総勢70名が参加、2時間に凝縮

大会には、構成自治体の東川町(北海道)・南砺市(富山県)・豊岡市(兵庫県)・奈義町(岡山県)・小豆島町(香川県)から、首長、教育長、市・町職員、教職員などの学校関係者を含めて、総勢70名を超える参加者が集いました。

 
今回は、青山学院大学の苅宿俊文教授による基調講演や、平田オリザ総合アドバイザーによるコメントディスカッション、それぞれの首長からの次年度への取り組み発表など、2時間に凝縮した内容での開催となりました。