大会レポート③基調講演「寛容と幸福の地方論」
2023.03.22
大会1日目はその後、LIFULL HOME’S総研の島原所長の基調講演が行われました。
島原所長は『“遊び”からの地方創生 寛容と幸福の地方論Part2』(LIFULLHOME’S総研、2022年)の調査研究データから、地方創生を紐解きます。
「遊びの地域間格差は、東京一極集中の要因になっています」「遊びには人の幸福度を高め、また寛容度を高める力があります」「文化芸術は稼ぐ地域をつくり、稼ぐための土壌を育てます。寛容性は多様性と創造性(アイデア)を生み、そのアイデアの掛け合わせによって革新性が生まれます。このような循環を生み出すためには、自分なりの世界の見方を持つこと、つまり文化芸術が必要なのです」
「幸せに遊ぶことに憧れて人が訪れる。地方創生は仕事だけでなく、『遊びの力』に注目して欲しい」
と、島原所長は語りました。

